税務調査・現金商売のケース

税務調査で現金商売のコツをご紹介しています。

2009/7/22 水曜日

簿記の基礎知識;帳簿

前回に引き続いて、現金商売をやる上で最低限必要になってくる「簿記」の基礎知識を確認していきましょう。
今回は勘定科目の種類に入る前に、商売の上で必ず必要になってくる「帳簿」についてです。

帳簿は、掛商売に限らず、現金商売においても必ず必要になります。
帳簿をつけずに商売を続けていると、売上げと利益の区別もつかず、仕入れをしたいのに現金がない、といった事態に陥ることも必至です。現金商売においては、納税の際の確定申告を行う際に、帳簿ををきちんとつけておくかどうかで作業効率も大きく変わってしまいます。

現金商売に限らず、商売を行ううえで帳簿は必須アイテムだと理解しましょう。

こうした商売における取引記録(仕訳をされた取引)をどのように分類・記録していくのが「帳簿」になります。
一言に帳簿といっても、主要簿や補助簿とまずは分かれて、仕訳帳、総勘定元帳(元帳)のほかに、現金出納帳、当座預金出納帳、小口現金出納帳など複数の帳簿が存在します。

<主要簿>
メインとなる主要簿は、「仕訳帳」と「総勘定元帳(元帳)」で構成されます。
主要簿は、様々な帳簿の中心になり、財産状態また経営成績を明らかにするために、商売における取引すべてを記録します。

<補助簿>
主要簿は、商売における取引をすべて記録して分類することが目的でしたが、補助簿は、主要簿を補うため、ある限られた内容について明細を記録する帳簿です。例えば、現金勘定なら現金勘定一つの科目の詳細を「現金出納帳」という帳簿で記録していきます。

2009/6/22 月曜日

簿記の基礎知識;勘定科目

現金商売をやる上で最低限必要になってくるのが、「簿記」の知識です。

ここで、ちょっと簿記のことを説明しておきましょう。
「商売」は儲けること(利益)を目的に営まれています。簿記はその様々な営業取引から得た儲けを知るために、簿記の技術が必要になります。つまり簿記は帳簿をつけるための技術ということです。

簿記から作成された財務書類(貸借対照表、損益計算書など)を見て、経営者が今後の会社経営の判断材料にしたり、銀行や取引先が会社の経営状況を判断したりするための意思決定のツールとしても使われます。

つまり簿記の知識がないと、経営に必要なデータ、書類を作ることができないので商売にも不利が生じるということになります。
やはり商売を成功させるためには簿記の基本知識は欠かせません。

今回から簿記の基本知識として、「勘定(かんじょう)」をご紹介していきたいと思います。
「簿記」では、記録・集計をしやすくするために企業のお金の状態を、いくつかのグループに分けて記入をしています。

このグループのことを勘定(かんじょう)といい、勘定は5種類の大きなグループがあって、資産(しさん)、負債(ふさい)、資本(しほん)、収益(しゅうえき)、費用(ひよう)の計5勘定があります。

<資産>
企業の経営に役立つもの(現金、預金、売掛金、商品、備品、車両運搬具、建物、土地など)

<負債>
会社の借金にあたるもの(借入金、支払手形など)

<資本>
会社を始めるための元手にあたるもの(資本金など)

<収益>
商売をして得た収入のこと(売上、受取手数料、受取利息、雑収入など)

<費用>
収益を得るために支払った経費のこと(給料、広告宣伝費、支払家賃、水道光熱費、雑損など)